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16SNSを本業に選んだ、20歳の挑戦。


SNSを本業に選んだ、20歳の挑戦。
鹿児島県 ユウト|鹿児島グルメ&旅のしおり
SNS :

鹿児島県のお出かけスポットやグルメを発信しているアカウント。友達と一緒に楽しそうに遊んでいる様子が伝わる投稿や、鹿児島の美しい自然を魅力的に伝える動画がたくさん。運営しているのは20歳の男性のようです。お話を伺いました。


SNSを本業に選んだ、20歳の挑戦。
SNSを本業に選んだ、20歳の挑戦。
SNSを本業に選んだ、20歳の挑戦。

Q.SNSを活用して、地方の魅力を発信している方にお話を聞いています。開始した経緯は?

ユウト高校3年生の時に鹿児島を盛り上げるコンテスト「スマホでかごチューブ」を開催していました。そのコンテストに応募したら優勝して、鹿児島のCMを作るという経験をしました。

高校を卒業した後、東京に映像制作の勉強をしに行きました。CMやバナー映像を作ったりしようと思っていたからです。でも、授業内容が合わなくて、3年制の学校だったところを1年でやめてしまいました。鹿児島に帰って、SNSを始めたんです。今、20歳なのですが、このアカウントを開設したのは1年3ヶ月ほど前です。

Q.ご出身県ですか?他の土地に住んだことは?

ユウト高校まで鹿児島に住んでいました。卒業後、映像制作の勉強をするために東京に行きました。でも、1年でまた鹿児島に戻ってきました。

今は、福岡と鹿児島で半分ずつ生活しています。福岡にあるSNS広告に関する会社で仕事をしているため、仕事をするために福岡に行きます。業務内容としては、ホテル、飲食店、自治体などのクライアント向けにSNSマーケティングを提供しています。月の半分は鹿児島に戻り、個人の活動を行っています。

Q.「SNSを仕事にする」と伝えた時、ご家族の反応はいかがでしたか?

ユウト母は積極的に応援してくれました。父は学校を1年で辞めて帰ってきた時、不安要素しかないという感じでしたね。1年やってみてダメだったら就職しろ、ということで活動させてもらいました。様々なメディアに紹介されたり、仕事としてクライアントの案件を得ることができたため、活躍しているところをきちんと父に見せることができました。

Q.地方で感じている課題、解決していきたいこと。

ユウト福岡と鹿児島に拠点があるからこそ感じているのですが、地方と都会の違いが課題だと思います。福岡の事業者は、積極的にSNSを運用していて、インフルエンサーを起用することできっかけづくり、サービスを盛り上げるためのマーケティングが活きています。しかし鹿児島は、まだまだSNSを活用する事業者が少ないです。インスタをダウンロードしてみるかなというくらいな感じで、プロモーションのためにうまく活用できていないのです。そこをなんとかしたいと思っているのが、自分の課題ですね。

今後も鹿児島のことをもっと発信していきたいですし、海外を含む旅行客にも鹿児島をアピールして、架け橋になれないか考えているところです。


ありがとうございました。若い世代が動くことで、大きく変わっていく可能性があります。地方都市の企業にも変化があると面白いですね。

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